オフショア開発の主な受注先としてはインドや中国の企業が挙げられるが、近年ではロシア、カナダ等にもオフショア開発を請け負う企業が設立されている。また、日本や欧米の企業が現地に進出して本国の案件を受託する場合もある。オフショア開発の最大のメリットは安価な労働力を大量に得られることである。日本での高い人件費を嫌ってオフショア開発を推進する企業が増えているが、現地採用のスタッフに十分な技術が身についていなかったり、主に言葉や習慣の違いから来るコミュニケーション不足などが原因で発生する納期や品質に関するトラブルも増えている。
コスト優位性
企業や地域によって格差があるため単純な比較はできないものの、 中国の約7割のコストで同品質の業務が可能になるといわれています。
コスト削減は当然ですが、最近ではむしろ彼らの優秀な技術力と豊富なリソースがプロジェクトの成功に貢献しています。
弊社としても海外に対し、単なる発注先とだけ考えず近い将来のマーケットとしてWinWinの関係構築に努めています。
BSE(ブリッジSE)の役割
ブリッジSEとは、ITのスキルだけでなく言語や文化など両国間(例えば中国と日本)のビジネス習慣を熟知し、間に立って円滑に業務を進められるよう指示できるSEのことです。 SEの能力に加え、プロジェクトマネージャーとしての能力、そして言語力が求められていることが分かります。さらに、開発パートナーの指導、教育、管理が行える人材であれば、納期の厳守に加え、高品質なシステム開発が期待できます。
ラボ契約について
ラボ契約とは一言で言うと、「発注する仕事量の最低限が保障されている」契約のことです。例えば、半年間あるいは1年間のラボ契約となるとその期間、発注される仕事量は保障されなければなりません。
BPOとは、Business Process Outsourcingの頭文字
企業が自社の業務処理(ビジネスプロセス)の一部を、外部の業者にアウトソーシングすること。社内業務そのものを情報システムの運用とともに、外部に委託するBPOが登場した。