スタッフブログ

2023/05/26

開発小技ーMySQLの「AUTO_INCREMENT」の基本

2023年度開発小技シリーズ 第7弾

今回は、MySQLの「AUTO_INCREMENT」(自動採番)を紹介します!

「AUTO_INCREMENT」の基本

「AUTO_INCREMENT」(自動採番)とは

テーブルにデータを登録する時自動で連番の割り当てること。


開発第6弾で「CREATE TABLE」コメントを使ったことがあります。

その時データ型の後ろ「AUTO_INCREMENT」を付けます。


 例:CREATE TABLE MY_User (ID INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY (ID));


AUTO_INCREMENT を設定するカラムは、

主キー(PRIMARY KEY)か、ユニークキー(UNIQUE KEY)である必要があります。


もしテーブル既に存在して、「AUTO_INCREMENT」(自動採番)を追加したい場合。


  1. 先ず、「ALTER TABLE」と「ADD」で主キー(PRIMARY KEY)を追加設定。
  2.  例:ALTER TABLE MY_User ADD PRIMARY KEY (ID);

  3. 次は、「ALTER TABLE」と「CHANGE」で主キー(PRIMARY KEY)「AUTO_INCREMENT」(自動採番)追加設定。
  4.  例:ALTER TABLE MY_User CHANGE ID ID INT AUTO_INCREMENT;

テーブルにデータを入れて見ましょう

今のテーブル

データを入れる

  • INSERT INTO MY_User (User_NAME) VALUES (佐藤花子);
  • INSERT INTO MY_User (User_NAME) VALUES (田中花子);
  • INSERT INTO MY_User (User_NAME) VALUES (伊藤花子);

SQLを実行する。

実行後のテーブル

「ID」自動採番されました。


これでSQL文「AUTO_INCREMENT」(自動採番)の基本と紹介です。

2023/04/13

開発小技ーMySQLの「TRUNCATE」の基本

2023年度開発小技シリーズ 第4弾

今回は、MySQLのデータの削除進化版についてご紹介します!

「DELETE」を使ってデータを全部削除

開発第3弾で「DELETE」を使う時注意点があります。

「DELETE」コメントを使う時もしWHERE指定しないとテーブルにすべてのデータ削除されます。

例:ユーザーテーブルのすべてのデータ削除します。

使うSQL文は:DELETE FROM MY_db.MY_User

コマンドを実行して、すべてユーザーを削除できます。

全部削除できました。

すべてのデータを削除したい場合、このやり方は一つ手法です。


「DELETE」の進化版「TRUNCATE」

「TRUNCATE」はテーブルの全部データを削除するコメントです。

*条件指定なしの「DELETE」と違いがあります。

「DELETE」は条件つけられる「TRUNCATE」は条件つけられない

*(全部データを削除する機能しかない。)

「DELETE」はデータ数が多いテーブルに対して、削除スピードが遅い

「TRUNCATE」は「DELETE」と比べると、削除スピードが速い、特にデータ量が多い時。


「TRUNCATE」の使い方

「TRUNCATE」を使う場合TRUNCATE TABLE [テーブル名];

例:ユーザーテーブルのすべてのデータ削除します。

使うSQL文は:TRUNCATE TABLE MY_db.MY_User

コマンドを実行して、すべてユーザーを削除できます。

全部削除できました。


まとめ

以上、「TRUNCATE」紹介でした。

「DELETE」「TRUNCATE」は同じごとをできますが、区別がある。

状況により、うまく使いましょう!


これでSQL文「TRUNCATE」の基本と紹介です。

2023/04/05

開発小技ーMySQLの「DELETE」の基本

2023年度開発小技シリーズ 第3弾

今回は、MySQLのデータの削除についてご紹介します!

「DELETE」の基本

「DELETE」は指定した条件該当するデータを削除すること。

使う時のコメントは:DELETE FROM テーブル名 WHERE条件;

例:ユーザーテーブルにc0ユーザーを削除します。

使うSQL文は:DELETE FROM MY_db.MY_User WHERE User_ID = `c0`;

コマンドを実行して、c0ユーザーを削除できます。

ユーザーc0を削除できました。


「DELETE」複数カラムの場合

複数カラムの場合ORを使って、複数レコードのカラム名と値を指定します。

例:ユーザーテーブルにc1ユーザーc2ユーザーをDELETEします。

使うSQL文は:DELETE FROM MY_db.MY_UserWHERE User_ID = `c1`OR User_ID = `c2`

コマンドを実行して、ユーザーc1とc2を削除できます。

ユーザーc1とc2を削除できました。


「DELETE」注意

「DELETE」コメントを使う時もしWHERE指定しないとテーブルにすべてのデータ削除されます。

例:ユーザーテーブルのすべてのデータ削除します。

使うSQL文は:DELETE FROM MY_db.MY_User

コマンドを実行して、すべてユーザーを削除できます。

全部削除できました。


まとめ

以上、MySQLコマンド「DELETE」の使い方でした。

「DELETE」コメントを使ってデータを削除することができます。

複数レコードを削除の場合、ORを使います。

注意WHERE(条件)を指定しないとテーブルにすべてのデータ削除されます。。


これでSQL文「DELETE」の基本と操作です。

2023/03/28

開発小技ーMySQLの「UPDATE」の基本

2023年度開発小技シリーズ 第2弾

今回は、MySQLのデータの更新についてご紹介します!

「UPDATE」の基本

「UPDATE」は指定した条件該当するデータのを更新すること

使う時のコメントは:UPDATE テーブル名 SETカラム1の名前 = カラム1の値, カラム2の名前 = カラム2の値, …… WHERE 条件;

例:ユーザーテーブルにc0ユーザーのOffice_CDを更新したい。13→10に更新する。

使うSQL文は:UPDATE MY_db.MY_User SET Office_CD = `10`WHERE (User_ID = `c0`);

コマンドを実行して、データを更新できたことになります。

c0ユーザーのOffice_CDを更新できました。13→10に更新しました。


「UPDATE」複数カラムの場合

複数カラムの場合カンマで区切って、複数カラムのを指定します。カンマ→「,

例:ユーザーテーブルにc0ユーザーのPasswordOffice_CDを更新したい。Passwordはc0→12345678に更新します。Office_CDは10→9に更新します。

使うSQL文は:UPDATE MY_db.MY_UserSET Password = `12345678`, Office_CD = `9` WHERE (User_ID = `c0`);

コマンドを実行して、データを更新できます。

c0ユーザーのPasswordとOffice_CDを更新できました。Passwordはc0→12345678に更新しました。Office_CDは10→9に更新しました。


まとめ

以上、MySQLコマンド「UPDATE」の使い方でした。

「UPDATE」コメントを使ってデータを更新することができます。

複数カラム更新の場合、カンマ「,」で区切ります。


これでSQL文「UPDATE」の基本と操作です。

2022/02/22

jQueryの基礎

2021年度新人研修シリーズ 第3弾

今回は、『jQueryの基礎』として、jQueryについてご紹介します!

jQueryとは

jQueryとは、JavaScriptのライブラリの一つです。

JavaScriptのコードをシンプルに書けるようになるので、開発の効率化や保守性の向上が期待できます。

jQueryの導入方法は2つあります。 練習用で使用する場合は、2つ目のScriptを入れ込む方法が手軽にできておすすめです!
  1. jQueryをダウンロードする(オフラインでも使用できる)
  2. 以下のScriptを<body>タグの最後に書き込む(オフラインでは使用できない)
    <script type="text/javascript" src="https://code.jquery.com/jquery-3.4.1.min.js"></script>
    ※<head>タグの中に書くと正常に動かない場合があるので注意!
jQueryの基本構造

jQueryはJavaScriptのライブラリなので、jsファイルに書きます。

基本構造は「$(function(){ 処理 };」となっています。

コードサンプル

ここでは、ボタンイベントと表示・非表示関数を紹介します。

画面イメージ

このように、jQueryはJavaScriptでは複雑になってしまう処理も、ライブラリとしてシンプルに書くことができます!

2022/02/08

JavaScriptの基礎

2021年度新人研修シリーズ 第2弾

『CSSの基礎』はこちらから

  http://www.kenes.co.jp/blog/detail/5-CSSの基礎

今回は『JavaScriptの基礎』として、JavaScriptについてご紹介します!

JavaScriptとは

JavaScriptは、主にブラウザ上での表示に動きを持たせる際に使用するプログラミング言語です。

JavaScriptを読み込む方法は2つあります。
  1. HTMLファイルの中に書き込む
  2. 外部ファイル(jsファイル)として読み込む
ここでは、HTMLに書き込む方法を使用しています。
JavaScriptの書き方

JavaScriptでは要素を取得し、その取得した要素に対する処理を書いていきます。

イベントハンドラ

JavaScriptで作成した処理はイベントハンドラというもので実行します。

イベントハンドラとは、何か動作(=イベント)が起こったときに処理を実行する、というものです。

よく使用されるイベントハンドラをいくつかご紹介します。

イベントハンドラ 動作 指定できるHTML要素
onClick 要素やリンクをクリック <button> <input> など
onChange フォーム要素の選択
入力・入力内容の変更
<input> <select> <textarea>
onBlur フォーム要素からフォーカスが外れた時 <a> <area> <label> <input> <select> <textarea> <button>
onFocus フォーム要素にフォーカスが当たった時
コードサンプル

対応する部分を同じ色の枠で囲んでいます。

●HTML側

●JavaScript側

画面イメージ

 

このように、JavaScriptではボタンイベントやアラート表示など、画面に動きを持たせる処理を実現できます!

 

2021年度新人研修シリーズ 第2弾『CSS・JavaScriptの基礎』は以上になります!

CSSはデザイン編集、JavaScriptはイベント処理に関わっています。

前回のHTMLと合わせてCSS・JavaScriptを使用することで、Webページ作成の幅がグググっと広がります!

2022/01/05

CSSの基礎

2021年度新人研修シリーズ 第2弾

今回は、『CSSの基礎』として、CSSについてご紹介します!

CSSとは

CSSとは、Webページのデザインを指定するものです。HTMLの文書構造とセットで扱い、色や位置関係などの見た目を整えます。

CSSには「セレクタ」という指定方法があります。基本的なセレクタは主に3つです。

  1. HTML要素:HTMLタグを指定する
  2. class要素:HTMLタグにclass属性をつけて指定する
  3. id要素:HTMLタグにid属性をつけて指定する
CSSの基本構造
セレクタ 見た目を変える「場所」を指定
プロパティ 見た目を変える「項目」を指定
指定した要素の、どの部分の見た目を変えるのか
文字サイズ、背景色、フォント、余白など
見た目を変える「程度」を指定
どのように見た目を変えるのか、具体的な種類・数値を指定
色は何色にするか、フォントの種類は何にするのか、どのくらい余白を空けるのかなど

セレクタ:HTML要素

HTMLのタグ名をセレクタに指定します。

セレクタ:class要素

HTMLのclass属性名をセレクタに指定します。指定するときは、class属性名の前に「.」を付けます

セレクタ:id要素

HTMLのid属性名をセレクタに指定します。指定するときは、id属性名の前に「#」を付けます

画面イメージ

 

このようにCSSではWebページの見た目を整えることができます。

CSSのプロパティについては以下のサイトを参考にしてみてください!

 スタイルシートリファレンス:http://www.htmq.com/style/

 

次回は『JavaScriptの基礎』として、JavaScriptについてご紹介いたします!